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2019.01.08 (Tue)

【妻】帰りたくない

今年のお正月は、年末年のお休みをフルに使い、年休もいただいて、2週間弱帰省してきました。本当に、こういうことができる環境がありがたいです♪

母もホームから長めの一時帰宅をし、暮れとお正月を親子3人で過ごしました。

簡単な手抜き御節を作り、お屠蘇がわりのお酒で正月を祝ったり



兄夫婦とその長女が遊びに来てくれて、少し遠いショッピングモールに行ってご飯を食べたり(普段は車がないので遠出できない)、



私の旦那さんと妹のすみちゃん、甥っ子の大ちゃんが遊びにきてくれたり



いつになく賑やかに過ごしました。

皆で百人一首のカルタをやったり



すみちゃんや大ちゃんに母のボール投げに付き合ってもらったり、

歌を歌ったり、

母の大好物の鰻を食べに行ったり、



車椅子で、父、母、私の3人で散歩に行ったり、


↑散歩でも、一瞬、歩いてくれた!

普段なかなかできないことを、てんこ盛りでやって、とてもとても楽しいお正月でした。

相変わらず、父には厳しいことを言ってしまったりして、個人的に反省点もありましたが、母もすごく楽しそうで、笑顔をいっぱい見ることができました。

母は、言うことも、やることも、本当にしっかりしてきて、会う度にやれることが増えています。

着替えも、ものすごく時間がかかるけれど、少し手伝えばほぼ1人でできる時もあるし、トイレも1人で行ける時もあるし(どちらも、できない時もあるんだけど)、ちょっと気の利いたことも言えるようになってきました。

今回、大ヒットだったのはホームの介護士Tさんとの会話。

最近、父や私がいるときは、(車椅子でなく)食堂まで手を引いて歩いて行っているのですが、その姿を見て、

Tさん:「わあ、歩いてきたの?すごいねー。本当に表情も明るくなって、背筋も伸びて、少し大きくなったんじゃない?」
母:(澄ました顔で)「皆さんに育てられて、大きくなりました」

ぷぷぷ。上手いこと言ったね^ - ^

たまに、そういうちょっとしたお茶目なことを言ってくれるので、こちらも嬉しくなります。

今回びっくりしたのは、得意の百人一首を結構覚えていたこと。

下の句を読む前にカルタがとれるので、実力を発揮して、父に圧勝してました^ - ^

それと、俳句を作ってくれたこと。


前半は母作、後半は父作の俳句

拙いけれど、季語も入っているし、お付き合いで私が作ってみる俳句よりずっと気が利いてます。

ただ、歩き方は本当におぼつかなく、全体として体力はだんだん弱ってきているのかなぁという感じもあります。

少し動くと息がはぁはぁしてしまったり、気道が狭くなっているのか、息をする時にヒュルヒュルと小鳥が鳴くような音が出たり、少し心配なことも。

母は「胸に小鳥を飼ってて、時々ピヨピヨかわいく鳴くんだよ」
と言ってました。

あと、時間の感覚はかなり衰えていて、少し寝ると、まだお昼なのに夜中だと思っていたり、1週間も前のことを「昨日は…」と言ってみたり、正月に来る予定の兄のことを、年末に何度も「明日来る」と言ってみたり。

そんな感じで、いろいろありながらも、概ね順調な一時帰宅だったのでずが、一時帰宅が楽しすぎて、最終日が大変でした。

予定では、デイケア・サービスの車に迎えにきてもらって、
<デイケア→ホーム>
と移動して、
通常のホーム生活に戻ることになっていたのですが、

当日の朝になって
「デイケア、お休みする。ホームにも行きたくない」と言い出してしまいました。

母をホームから家に引き取ることも検討し始めてはいますが、退去するならするで、事前にお伝えもしなくてはならないし、とりあえず、まだしばらくはホームでお世話になる予定なのですが、「行きたくないのに、どうして行かなきゃいけないのか、わからない!」と言います。

そう言われると、ツラい。

とりあえず、デイケアは休ませてもらうよう電話して、ホームに戻るよう、父と2人で説得するのですが、なかなかウンと言いません。

「とりあえず、起きてご飯食べよう」
と言っても、
「とりあえず手向山(たむけやま)」とか言っちゃって、はぐらかしてみたり。
(百人一首の’このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに’ の一節であります。)

とってつけたように、「痛ーい」とか、「すごく寒い」とか言ってみたり。

私は即、「仮病だな~」と思ってしまうのですが、父は真正直というか、優しいというか、いちいち反応して熱を測ってあげたりしてました。でも、やはり全くの平熱。

父と私と、代わる代わる何度もゆっくり話すと、最後には説得に折れて、「もう何でもいいわ。病院でもどこでも行けばいいじゃん」と、やさぐれ気味の承諾。

一旦、そう言ってしまったら自分でも納得したのか、割とすんなり起きて着替えて、ご飯も食べてくれました。

でも、そうだよね。ホームには戻りたくないよね。私も一人で帰るの、寂しいもん。お正月が楽しすぎたね。皆が来てくれたしね~。いつになく賑やかで楽しかったよね。わかるわかる。

それにしても、これまでは、ホームも、家も、「まあまあだね」なんて、つれないことを言ってたけど、やっぱりお家がいいと聞いて、ある意味、父も私も嬉しいような、くすぐったいような、心苦しいような、複雑な気持ちでした。

父とは、少し暖かくなる頃に本格的に家に帰れるといいねと話していますが、どうなるかなぁ。長期的に見れば、確実に衰えていくわけだし、なかなか難しい決断です。


さて、そんなこんなの盛りだくさん冬休みもとうとう終了。

それぞれの場所に戻って、またしばらくそれぞれの場所でがんばろうね!

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