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2018.11.06 (Tue)

【妻】愛の伝染?


母がホームに入所することが決まった時、
父と兄が相談して、母用に「ボタンを二つ押せば父に電話がかけらる」という
ものすごくシンプルなガラケーを母にプレゼントすることにしました。

実際は、母、「電話をする」ということを思いつかないので、
今まで一度もその電話が使用されたことはなく、
今のところ、ホームの棚の上に鎮座しているのですが、
最近の母を観ていると、「この調子ならそのうち使えるようになっちゃうかも?」
と期待が湧いてきます。

でも、今回の話は母のことではなく、
父が母のスマホをガラケーに変更しに
docomoショップに行ったときのことです。

ここからは、父からチラっと聞いただけの話なので、うまく再現できるか分かりませんが・・・
(ちなみに、シャイな父は、お調子者の私が「わー、いい話!ブログに書こうっと」と言ったら、即座に「書かなくていいよ~。やめといて」と言っておりやした。けど、とってもいい話なので書いちゃう!)



あ、その前に、前知識として、
そのdocomoショップ、人がいつも足りておらず、
そんなに混んでいる風でもないのに、平気で3時間ぐらい待たされます。

先日は、4時半ぐらいにiphoneの充電ケーブルを買いに行ったら、
「今は3時間待ちで、しかも、今日はもうキャンセル待ちでしか受け付けられないんです」
とのこと。

思わず、
「え?あそこにあるあのケーブル、買うだけですけど、3時間待ちですか?」
と聞き直してしまいました。

田舎の人手不足、すさまじいです。
ちょっと融通きかなさすぎじゃない?とも思いましたけどね。


てなわけで、そんな、てんてこ舞いなはずのdocomoショップなのですが、
母の電話の「スマホ→ガラケー」の機種変更を予め予約し、
父がお店に行くと、若い男性の方が対応してくださったそうです。

なぜスマホからわざわざガラケーにするのか、
父がその理由を説明するために、
「何の機能も要らない。とにかくこの人(電話の主の母のこと)とつながって、話ができればいいんです」というようなことを言ったのだとか。





すると・・・

どんな流れでそういう話になったのかはわかりませんが、その男性、今奥さんとうまくいっておらず、昨日も大げんかをして、離婚しようと書類まで用意していたことを話してくれたそうです。

そして、
年老いた妻のために歩いてdocomoショップまでやってきて、
スマホをガラケーに変更するために
「ただこの人とつながって、話ができればいい」
と言う父に感動したと言い、
だんだん涙声になってきて、
「私も、もう一度考え直してみます」とおっしゃったのだそうです。

そして、すごく親切に何もかもをスムーズに手続きしてくださり、
出口まで見送って、店の外にまで出て、
最敬礼で送り出してくれたそうです。


ごく普通に考えて、
父は特別のことは何もしていないと思うのですが、きっと、その男性の感性が豊かだったんでしょうね。


あまりにも意外な話にびっくりしてしまいましたが、
なんだか、心があったまりました。


母が今のような状態になってきて、
起きたことをいろいろダンナさんに話すと、
これまた、どんな流れだったかは
忘れちゃいましたが、
ダンナさんが
「きっと、今のお母さんは、今のお母さんの役割を果たしているんだよ。
ひろすけ(私の呼び名)に命を全うして死んでいく姿を見せるとかね」
というようなことを言ってくれたのですが
(・・・こう書くと、なんか言葉が強い感じになっちゃいますが、そうやって生と死を引き継いでいくんだね的な感じです)、

お母さん、思いがけずdocomoショップでも、小さな役割を果たしていたようです^_^


P.S.
前回ブログで一時帰宅のことを書きましたが、
一時帰宅終わりの時間が近づいてくると、
一家の末っ子で一番泣き虫の私は、
まだお迎えさえ来ていないのに、
もう、うるうるしてしまいます。
涙もろいのはいくつになっても治らないですね(>_<)っていうか、加速している気がする。

母に「これは悲しいことなんだ」と思って欲しくないのに、あきまへん。

一方、母はとってもクールで、
お迎えの方が車椅子を持って家に入ってきたら
「誰が乗るの?」と言ってましたw

母、いいぞ!ふるってる!
ま、母が乗りましたけどね。

洗濯物を取り入れたりするために、
私はしばらく家に残り、
父が付き添ってホームに帰ったのですが、
そろそろ私もホームに行こうかな~という頃、
私の携帯が鳴りました。

誰かな~と思ってみると、
表示されているのは母の名前。
「おー!お母さん、電話、かけられるようになったの~?!」
・・・ということは、さすがになく、
一緒に行った父が手取り足取りで
電話をかけるように促したようです。

でも、最初から母の声で出てくれて、
すごーく嬉しかった!
父と兄とdocomoショップのお兄さんの愛の電話、
初めて役立ちましたっ!!!

さあさあ、お母さん。
私たち、これからどんな人生を歩んでいくことになるのかねぇ♪












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