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2018.11.06 (Tue)

【妻】母、一時帰宅


母がホームに入居する際、
「まずは部屋を借りてみて、週何日かだけステイするというところから初めてみよう。
そうすれば、私たちがいよいよ窮地に追い込まれた時はホームに頼ることができるし、もしも、母がどうしてもホームに慣れないようなら、部屋を返上することもできる。」
と思いながら一歩を踏み出した私たちでしたが、

→「物語」


ホームに入所したとたん、人が変わったような母の変化。

→「母の変化①」

→「母の変化②」

→「母の変化③」

私たちは母を家に再び受け入れる自信をすっかり失ってしまいました。

でも、母は、私たちが思うほど弱くなかった。
だんだんと回復を見せてくれました。

→「母、プチ回復」



そこで、二泊三日で初の一時帰宅をやってみることになりました。

せっかくホームに慣れたのに家に帰ったら、
再び環境が変わることで、また混乱してしまうのではないか(今度は家のトイレの位置がわからなくなったりとか)?
一度家に帰ったら、もうホームに戻るのが嫌になってしまうのではないか?
ホームに戻ったときに、またまた環境が変わって大丈夫なのか?

などなど、小さな不安材料はありましたが、とにかくやってみないとわからない。
もしかしたら、将来的に再び家に拠点を移せるかもしれない。

いつものように期待と不安を行ったり来たりしつつ、でも、ちょっとわくわくしながら母を迎える準備をしました。

父の話では、母、家に一時帰宅する数日前から、
飛躍的に調子が良くなったらしく、
前々日には脳トレ本の平家物語をすらすら読んで、20代のスコアを出していたそうです!

そして、帰宅日当日。
有り難いことにホームが車を出して下さいました。

その日、私は仕事だったので、
兄夫妻が来てくれました。
兄の下の娘(母の孫)も、ボーイフレンドとお伊勢参りの途中で寄ってくれました。

いつになく賑やかで、みんなで母の好物のうなぎを食べに行き、一人前ペロリと平らげたそうです。




母、上機嫌。


翌日、私が帰省したときには、
むしろ入所前よりむしろいい状態でした!
顔色も表情も、話す内容も
とってもしっかりしているし、
箸でご飯を食べられるし、
トイレも一人で行けます。
一時期はあんなに落ち込んだのが嘘のよう。

母と私と2人で童謡カラオケもやりました。
2人で歌いだすんだけど、
途中で2人とも歌詞がわからなくなっちゃって
ピタッと歌が止まってしまいます。
そのタイミングが同じすぎて、大笑い。

ユーチューブで「歌詞付き」カラオケ動画を出して、楽しみました^ - ^


それにしても、この母の回復。
これは、ショック療法なのか!?
それとも、ユマニチュード効果なのか!?
帰宅か楽しみすぎる効果なのか???

→「ユマニチュード」

ただ、一時帰宅することを決めてそれを伝えたときはそこまでの反応はありませんでした。
むしろ、「どうしてそんなことするの?」
と、父に聞いたと言います。
その意図は、わからないのですが…。

となると、やはりユマニチュード効果なのでしょうか。
それ以外に何も変わっていないので、
おそらく、たぶん…
それぐらいしか理由が思いつかない。

特に父は、ほとんどホームに住んでいるんじゃないかというぐらい
せっせとホームに通い、せっせとユマニチュード を実践してくれていたみたいです。
私も帰省する日は、せっせと通い、せっせとユマニチュードをやりました♪

とはいえ、父も私も実際にやったことといえば、
しっかりと目を合わせてコミュニケーションをとり、
母を大切に思う気持ちを折に触れて伝えたことぐらいです。
たいした労力も要りません。

なのに、効果は、絶大。
いや、ほんと、すごい。

この回復は、おそらく ユマニチュード 効果だろうと思う理由の一つに、
母の目が父の顔を追っている時間がすごく長くなっているというのがあります。

以前は、話をしていても、ぼんやりと視点を落としていることが多かったのですが、
今は、例えば、父と母と私と三人で話していても、ほとんどの時間、視線は父の顔に注がれていたりします。

それと、前より父に頼ることが多くなった気がします。

以前、一番お世話をする人が嫌がられてしまうという話を書きましたが、

→「ヤなこと言う人」

今は、父をちゃんと一番頼りにしている感じ。


母が少しわけがわからなくなって、何か変なことを始めてしまったときにも、その効果を実感します。

そんな時は、手で顔を優しく包んで、目をしっかり合わせて、
「お母さん、これはこっちだよ」
などと言えば、ちゃんとわかってくれるのです。

これまで、そういうときは、母の視野が狭くなっているので、どんなに優しく諭しても、愛を込めて接したとしても、こちらの言うことにはほとんど耳を傾けてもらえませんでした。

いやー、ほんとに、ほんとに、すごい。
すごいです。
(ボキャブラリーがなさすぎる)


改めて、 ユマニチュード のことを教えてくれた
やのっち、すみちゃん、だんなさん、
ユマニチュードの紹介をしてくれたNHKさん、
ユマニチュードを開発して世界に広めてくれているジネストさんに、感謝です!!!



今後についてですが、
「これなら母に再び家に帰ってきてもらえるかも!」
と思う一方、
ユマニチュードを意識的にやるのには、
「母がホームにいて、私たちが会いにいくという形の方がいいのかも?」
と思ったりもします。

家にいると、家のワサワサの中に母は溶け込んでいて、
それはそれで、たぶん幸せなことなんだけど、
ザ・ユマニチュード !って感じになりにくいことも、
今回の一時帰宅で実感しました。

一つ一つ目を合わせて伝えるっていうのが、
日常のワサワサにかき消されがちになっちゃうんです。

健康な私たちは、そのワサワサの中で情報を投げたり、キャッチしたり、投げ返したり、
っていうことが何の苦労もなく、平気のへーできるのだけれど、
母は本当に一つ一つ、一対一で丁寧に伝えないと、そこから取り残されてしまうのです。


その点、ホームにいると、母に集中できるというか、そうするしかないから、
ユマニチュードも実戦しやすいなという印象です。


もし、母の他に二人いれば、
例えば食事の時なども、
一人が夕食の支度をし、一人が母にご飯だよと伝えに行き、
その際に、しっかり目を見て伝えて、一緒に行こうと促すこともできます。

だけど、それが一人だと、なかなか毎日毎食そういう風には行かないものです。
一回ぐらいできても、なかなか持続可能ではありません。

そんなわけで、今後、どうしていくかは、また何度か一時帰宅をし、
ユマニチュードの実践のことなども考慮して、
父や兄と話し合いながら、少しずつ考えていきたいと思います。

いずれにしても、小さな希望が見えてきました。


P.S.
と思っている矢先に、
母、帰宅二日目の夜、おしっことウンチを失敗してしまいました。
自分の備忘録も兼ねているので一応書いておきます。

母、自分でもわかっていて、私がベッドからシーツをはがしている横で、
「黒いのは、何それ?ウンチか⤵︎ 嫌だねぇ・・・」
などと言っています。
自分のしたことが分かってしまうのも、逆にかわいそうなもので、しょんぼりしています。

いや、これは、なかなか前途多難です。





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