FC2ブログ
2019年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

2018.10.24 (Wed)

【妻】母の変化②


【妻】
前回の続きです。

翌日の火曜日、私は父より一足早く、9時ごろホームに到着。その時点で母は朝食を済ませて、食堂横のエレベーターの前でスタッフさんに車椅子を押してもらっていました。

表情も昨日より和らいでいて、何かしてもらうたびに「ありがとう」と言っています。

私にも「嬉しい、嬉しい」と言ってくれて、何が嬉しいのかわからなかったけれど、そういう気持ちでいてくれることが、とても嬉しかったです。

昨日は元気がなく、3人で1つのケーキしか食べれなかったので、今日も午前中から1つ食べちゃおう!と、ケーキを一つ持ってきていたので、
「ケーキあるよ!」
というと、
「わあ、嬉しい」
といつもの母の声。

今日は調子が良さそうだから、どうだろう?と思ってフォークを持ってもらったけれど、やはり自分でフォークを使うことはできないようで、

何も刺さっていないフォークを両手で持ってパクっと口に入れ、
「柔らかいね」
と言っています。

涙が出そうになりましたが、
「柔らかい?よかったね」
って言いながら、ケーキを口に運んであげると、大きな口を開けてくれます。

噛むのに時間がかかるので、私は次の一口のタイミングがなかなかうまく掴めないのですが、母がフォークを持っていると、次の一口が欲しいときにフォークが動くので、よくわかります。

私が次の一口を口に運び損ねていたら、父の腕にフォークを刺そうとしていて、
「あれ?お父さん食べちゃうの?」
と言うと、自分でも何かおかしいと思ったらしく、
「ははははは!」
と笑っています。
笑ってくれると、私たちも嬉しい。

一口一口、口に入れながら
「おいしい?」
と聞くと、
「すごくおいしい!」
と言ってくれます。

わぁ、そんな副詞(「すごく))付きで美味しさを表してくれるなんて、嬉しいなぁ。

たまたまいたホームの施設長さんも、昨日との違いに驚いておられました。昨日はほとんど言葉が出なかったので。

一つ食べ終わると、一旦横になったものの、
「もう一つ食べたい」
と自ら言いだしました。
なんだか調子いいです。

ホームの部屋にはまだ冷蔵庫を置いていないので、生クリームたっぷりのケーキはすぐ食べる分しか持って来られず、残り2つのケーキのうち1つは家に置いてきてしまったことが悔やまれます。

自主的に「ほしい」って意思表示してくれた母に食べさせてあげたかった…

しばらくすると、スタッフさんが昼食のお迎えに来てくれ、私たちは自分のご飯を食べに帰宅しました。

昼食後、家の用事を済ませて、またホームに行くと、母、またまたパンツを脱いでいます。

もう脱いでいるのに
「早く脱ぎたい」
と顔をしかめて何度も言うので、
「トイレに行きたいの?」
というと、
「うん」
と言います。

昨日、トイレ介助を自分たちで四苦八苦してやっていたら(そのせいで、パジャマの裾がウォシュレットで濡れてしまった)、ホームの方に

「トイレなどはやりますから呼んでください」

と言われていたので、呼び出しボタンを押すと、若いお兄さんが2人来てくれました。

優しく、上手に介助してくれるのだけれど、やはりベッドの柵にしがみついてしまったりして、なかなか思うように動いてくれません。

なんとかトイレに行って座ろうとしたら
「ブブブッ」
あら、きっとウンチがしたかったのね~。

母、自分の盛大なオナラに自分で
「ワハハハ」
と笑ってました^ - ^;

母の「早く脱ぎたい」は
「早くウンチをしてスッキリしたい」のことだったようです。

因みに便座への腰掛け方が浅すぎるので、手すりを持たせて、「もう少し後ろにズレて」というと、なんとかやろうと思うのだけど、後ろにズレるためにお尻を浮かそうとして力を入れると、ぴょんっ!と、立ち上がってしまうというのを何度もやって、その度に、母も私も笑っちゃいました^ - ^


今日は調子が良くて、比較的表情も和らいでいるのに、やっぱり身体はうまく動かず、言葉もとても少ないです。

5時に始まる母の夕食に付き合い、ご飯を一口ずつ口に運んだ後、自分たちの夕食を済ませ、またホームへ。

我ながら、こんなに行かなくてもいいんでは?と思うのですが、行かずにいられないのです。

3度目の父の誕生日祝いで、3人で最後のケーキを食べました。

昨日よりは回復している感じの今日。これが少しずつの回復につながり、元の母に戻ってくれたらと、淡い期待を抱きながら、帰宅しました。



旅行先の滞在型ホテルの棚をチェックする母(多分25年ぐらい前)


スポンサーサイト



22:41  |  介護  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://noutenkinakurashi.blog.fc2.com/tb.php/276-d7b1921c

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |