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2016.03.08 (Tue)

【妻】旅行⑪変える人

旅行記の締めくくりとして、今回のツアー実現の立役者、反町真理子さんと加藤大吾さんのことを少しだけ紹介します。

お二人とも知る人ぞ知る有名人なので、私が紹介することもないんですが、今回の旅の中で感じたことを少し。




反町真理子さんは今回の旅のコーディネーター。そして、フィリピンのバギオという都市に拠点を置くNGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」の代表。CGNは、「コーディリエラ地方」と呼ばれるルソン島北部の山岳地方の環境保全と、先住民族の暮らし向上を支援するNGOです。
CGNのホームページはこちら

私たちはマリコンに向かう前に、まずはマニラ集合し、車でバギオに移動。バギオで真理子さんが経営するシェアハウスTALA(ホームページはこちら)に一泊しました。翌日、ジプニーでマリコンへ向かったのですが、その前にCGNの活動紹介が行われました。

もうこの時点で「なんだなんだ~、この団体は!なんだなんだ~、この人は!この話が聴けただけでもフィリピンに来てよかったぞ」という感じ。
お話は、あまりに盛りだくさん過ぎて、ここでは伝えきれないのですが、まず、活動がものすごく多岐にわたっている。植林、環境教育、フェアトレード、演劇ワークショップ、奨学金、などなど。でも、それぞれが全く別のものではなく、ちゃんとつながっていて、しかも、現地の目線で実際に役立つ活動が行われている。

例えば、山岳地方の森林を守るために政府が木の伐採を禁止します。すると、何が起こるかと言うと、今まで細々と木を切って、それで家を建てたり、燃料にしたりして生活していた人が木が切り出せなくなるので、困ってしまい、火事を装って森を焼いてしまったりするのだそうです。そうすれば、焼けたところで焼き畑農業ができて、少なくとも生活の糧が得られるから。

そりゃそうですよね。これまで森の木を活用しながら生きてきて、それが間伐にもなっていて、森と人が共存していたのに、急に「全面伐採禁止」となってしまっては、他の方法で生きていくしかない。

だから、現地の人たちの暮らしを知り、希望を知り、そこで初めて何ができるのかがわかる。数あるNPOの中でもそれができているところは少ないんじゃないかと思います。その地道な作業をCGNでは長年かけてコツコツやっていて、その現れが植林であり、環境教育であり、フェアトレードだというわけ。

初めは植林しても、現地の人のモチベーションが高まっていないと、次第に誰も手入れをしなくなり、木が枯れてしまうというようなこともあったそうです。でも、それでもめげずに、モチベーションを掘り起こすところからコツコツと。

いや~すごいな~。でも、真理子さんの最もすごいところは、すごく自然体で、力が入っていなくて、そのすごさをあまり感じさせないところかもしれません。

どんなにツアーが予定通りいかなくても、イライラしているところとか、見たことがなかったな~。普通のコーディネーターだったら、イライラマックスってな場面はいっぱいあたんだけど、真理子さんがリラックスしているので、私たちも全然気にならず、リラーックス。「どう転んでもこの旅は楽しい」という信頼感のもとで旅行することができました。ありがとうございました!



photo by shun

加藤大吾さんは、今回の旅の企画・発案者&主催者。私たち夫婦が住む都留市に拠点を置くNPO「都留環境フォーラム(TEF)」の代表・・・でありながら、同時に、他にも多岐にわたる活動をされているようです。が、実際何をしている人か、多岐にわたりすぎて良く知りません!笑
都留環境フォーラムのホームページはこちら

私の知っているのは、「武者修行ブワログラム」という大学生向け海外企業研修の講師を務めたり、今回のようなツアーを企画したり(あ、これは、TEFのお仕事の一環ですね)。

そして、何より面白いのは、ご自宅で羊、鶏、犬、馬を飼い、畑をやり、田んぼをやり、まさに加藤家でぐるぐる循環する生活を営んでいること。そんな「かとうさんち」のブログもあります。ブログはこちら

大吾さんの「楽しみ力」はすごくて、旅の途中でも、何にでも楽しそうに全力でダイブしていくので、後に続く私たちも次々とダイブ!おかげで濃い日々でした。

さて、今回お二人と旅を共にしてみて、お二人の共通点は、影響力、巻き込み力がすごいことと、「社会を変える」という志を持っているところなのかな~と思いました。

真理子さんも、大吾さんも、どんどん、社会に働きかけ、企業にも働きかけ、これから社会で活躍する若者を巻き込み、若い人の意識を目覚めさせることで、新しい力を社会に送り込み、日本を変え、世界を変えていくっていう勢いを感じます。
私なんかは、旅行の目的も、「マリコン村の暮らしを見て、自分の暮らしのヒントにする」っていうような、こじんまりしたもので、恥ずかしくなっちゃうのですが、こういう「変える人」の周りに、まずは自分たちの暮らしから変えていく小さな実践者が集まって、そうして社会は変わっていくのかな~なんて思った旅でもありました。

私は私の足元から。心地よい「農天気な暮らし」を更に楽しんでいきたい、そう思えた大きな旅でした。
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