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2016.03.05 (Sat)

【妻】旅行⑥脱穀

宴の翌日は、マリコン村での最終日。
午後にはもう村を出なければなりません。

当初はこの最終日に、我々ツアー参加者が村人から買った豚をしめ、村人へのお礼として振る舞う予定だったのですが、昨日の火事があったため、やはりこの日も豚をしめるというような儀式はNGとなりました。

このような判断をくだすとき、コーディネーターの真理子さんは、まずバランガイ・キャプテンに相談していたと思うのですが、キャプテンは決定を下す前に必ず村の長老たちに相談し、最終判断は長老たちに託されていたそうです。この感じ、なんかいいですね~。

さて、またまた予定変更となった我ら、この日は日曜日だったので、村人が集う教会に行く者、焼けた家の建て直しの手伝いに出かける者、それぞれ思い思いに午前中の時間を過ごしました。

「ニッポン人旅行者、村人に受け入れられるか!?」という心配から始まり、こんな風に予定変更続きの珍道中ツアーでしたが、変更ゆえに、またとない経験ができたり、村のしきたりを学べたりして、ほんま、おもろいツアーでした。

ひとみちゃんと私は、教会の前に、人力での脱穀を見せてもらいました。

おそらく70代と思われるおばあちゃんが、こんな感じで手作業の脱穀を見せてくれました。
脱穀動画

すごい。
特に足の働き!冴えてます。

二の腕をよく見ると、筋肉隆々。私もやらせてもらいましたが、数分で二の腕ぱんぱん!

日頃から田んぼ作業や畑作業はそれなりにしているつもりでしたが、全然足下にも及びません。
脱穀の後は、こんな風に籾殻をより分けて捨て、
籾殻飛ばし動画

脱穀と同様の方法でもみすり。

次にこんな風にふるいにかけ、
ふるい動画

最後の最後は手で残った籾殻を取り除きます。
選り分け動画

一連の作業で30分ぐらいかなぁ。
これを毎日やるなんて、本当に脱帽です!

いやぁ、毎朝ご飯前にこの一連の作業をしなきゃならないなんて・・・これは大変だわ!機械がほしいっていう村の人たちの気持ち、わかるなぁ。

でも、これができるおばあちゃん、かっこいいし、すてきだなぁ!!!あこがれます。

因みにこのおばあちゃんには8人の子どもがおり、7人は海外、末っ子の25歳の女の子だけが、地元で先生をしながら、お母さんのもとに残っているそうです。


一番左が娘さん。かわいい!

実は、この前日、村に3つあるという素朴な機械での脱穀&籾すりも見せてもらっていました。







この機械による籾摺り見学の合間に、近所のおばあちゃんが寄ってきて、「昔はね、全部手でやってたんだよ。子どもたちが学校に行く前に、早く起きて親の手伝いをしてね。でも、今はそんな子どもはいないよ」と、ぼやきとも、愚痴とも、なんともつかないお話をして、ちょっぴり寂しそうな表情で帰って行きました。

機械の導入によって、確実に作業が楽になります。でも、それによって失われる技術や習慣、伝統も、確かにあります。

手作業だけで何もかもをすることは、やはり現実的ではないことも本当によくわかる。

これは日本でも同じこと。

私も機械と手仕事の間で、無理をしすぎず、でも、自然に迷惑をかけすぎない、自分の心地よい位置を手探り中です。

でもね。確実に言えることは、こういった作業を手作業でできて、何でも自分作れちゃう男や女は、文句なしにかっこいい!ということ。

機械を使うにしても、壊れたパーツを自分で作ったりして、ちょいちょいと直しちゃったりね。本当に惚れ惚れします^ - ^
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