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2016.03.04 (Fri)

【妻】旅行②伝える

旅行記第②弾は、ちょっぴり緊迫した空気の漂う場面のお話。・・・というわけで、写真はあまりありません。

写真撮るどころじゃなかった(>_<)

代わりに、ツアー参加者のグループ写真です。


ポントクという町のミュージアムにて。

下は19歳から上は74歳まで。
ツワモノ揃いの楽しい一行でした。

さて、村人から疑念の眼で見られていた私たちニッポン人旅行者。

第一関門は「ターニングポイント」と呼ばれる村への入り口での自己紹介でした。「ターニングポイント」とは、村に向かう際に車で来られる最終地点で、ここから先は、棚田を歩く以外村に行く方法はありません。

当初は、この「ターニングポイント」にバランガイ・キャプテン(村の村長さん)が来てくれる予定だったのですが、体調が悪いと言うことで、その代わり「ターニングポイント」の近くに住んでいる住人が集まってくれました。

さて、いよいよ私たちの自己紹介です。

懸念材料を抱える中、当初は来る予定だったバランガイ・キャプテン現れず、という状況の中での自己紹介・・・緊張します>_<

村の生活をとてもリスペクトしていること、村の生活を体験してそこからたくさんのことを学びたいこと。そんな私たちの気持ちは伝わるのか!?

まずは、旅の発案者である都留環境フォーラム代表の加藤大吾さんがグループ全体の紹介を含めた自己紹介。

村の住民3名は、腕組みをして、椅子の背もたれに背を預け(いわゆる「ふんぞりかえる」ってやつ?)、「何を言い出すのか知らんが、言うことあるなら言ってみろ」って感じの苦虫をつぶしたような顔でならんでます。

まー、大吾さんのことだから大丈夫、とは思っていましたが、やっぱりどきどきです。

大吾さんが何を言ったか、その内容は忘れてしまいましたが、やはりさすがは大吾さん。英語がうまいとか下手とか、滑舌がいいとか悪いとか、流暢かどうかとか、そういうのとは関係なく(あ、英語は十分うまいのですよ!)、確実にガンガン伝わる物があります。村人の表情がやわらぎ、「あ、これは大丈夫!」という感触がありました。

その後、ツアーの参加者が次々と自分がツアーに参加した目的、村への想い、日本の現状などを話していくと、一人終わり、二人終わるごとに、村人の表情はどんどん和らぎ、笑いも出てきます。
最後の一人が終わる頃には、「あー、これはもう絶対大丈夫」という感触がありました。

その後、小学校見学を経て・・・

子供達、かわいい!

村の中心部に到着。

今度はバランガイ・キャプテン宅で、キャプテンの前で自己紹介です。

「大丈夫」という感触を得たのもつかの間、また振り出しに戻るって感じです。

バランガイ・キャプテンはさっきの村人に輪をかけた仏頂面で、やはり腕を組み、椅子にふんぞり返ってます。でも、この人を説得しないと、私たちのホームステイは実現しない!

ってことで、自己紹介第二弾もがんばりました。
さっきは勢いづいてガンガン攻めの自己紹介をしていた参加者も、緊張のあまり途中で口ごもってしまったりして、「うーん、どうなる、私たち!?」と思いましたが、口ごもることと伝わらないことはイコールではないんですね。前よりいっそう、熱意は伝わり、バランガイ・キャプテンも最後には笑顔になっていました。

日頃、「日本語A」とか「日本語B」とかいう名前の授業を受け持ち、文章や口頭で伝える力を育んでいるはずの私ですが、「伝える・伝わる」ってこういうことなんだな~!と深く感動した二つの自己紹介でした。

写真はずーっと後の、ニコニコ顔のバランガイ・キャプテンと村人たち with 真理子さん

前列左の男性がバランガイ・キャプテン


もしかしたら、この旅の中で一番印象に残っているのはこれらの自己紹介だったかもしれません!

旅をコーディネイトしてくださった反町真理子さんが、時に私たちの言いたいことが伝わるように手助けをしてくださったのですが、真理子さんの通訳は"意訳”を通り越した"心の通訳"。私たちの気持ちをくみ取って、言っていないことまで通訳してくださって、これが全くもって言いたかった内容なので、もう本当に助かりました。これまた「伝える・伝わる」を考えさせられた一件でした。
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