FC2ブログ
2019年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

2019.07.30 (Tue)

【妻】瞳の奥には

母、このところ元気がありません。

痛み止め系の薬をやめてから、
頭はかなりハッキリしてきたものの、
どうも元気がないのです。

一時帰宅しても、ご飯とトイレ以外、
本当にほとんど寝ています。

ちょっとした体操も、
みんなで歌を歌うのも、
得意の英語の歌も、
テレビも、
洗濯物を畳むのも、
「やめとくわ」

痛み止めは、痛みを止める以外に何か効果があったのだろうか?
と、考えているところに、
訪問看護の看護師さんが
「モルヒネをやめた影響なんですかねぇ」と。

あー、たしかに
モルヒネといえば、世の中では麻薬だし、
やめた時の禁断症状的なものがでても
おかしくないのかな?

それとも、これまでモルヒネのおかげで
実際以上に気分が上がっていたのが、
戻ったということなのかな?

何が真相かはわかりませんが、
もう少し様子見です。



最近の母の言葉で心に残ったもの。


朝起きて、ベットの端に身体を起こし、ぼんやりしている母の目の前にしゃがみこんで、
「今日の気分はどう?」とか、
とりとめのないことを
ポツリポツリ話しかけていると、母、突然
「浩子の目がきれい」

じーーーん。
涙がでちゃうよ。

お調子者の私、気を良くして鏡を見てみたら、
いつもの私の顔でした~^ - ^;
でも、瞳の奥をよーくみてみると、
きれいなたましいが見えたような…。
きっと誰にもあるやつ。


※私の目ではありません!

何はともあれ、母よ、
突然のお褒めの言葉、ありがとう😊



三重から浦安に帰る日に
「浦安のご飯はどうしよっかな~」
と言っていたら、

父が
「そうか~。向こうのご飯の心配もしなきゃいけないのか」と言うので、

「そうだよ。主婦は何十年も毎日やってるんだよ~」と昭和的主婦観を披露しつつ、

「お母さんも、ずーっと何十年もやってたんだよね」と私。

そして、母におじぎしながら言いました。

「そのおかげでお兄さんと私は大きくなったんだよね!ありがとうございます」

すると、母、間髪を入れず、
「お返しをありがとう」

じーーーん。
母、やっぱり何でも全部わかってるんだな~。

誰もの瞳の奥にある美しさのことも、
母をケアする娘の母への気持ちも。

それにしても、母、
人心掌握術を心得とるようです^ -^


にらめっこをしたら、とっても上手に、即座に変顔をするので、私がすぐ負けてしまう母との変顔対決。でも、写真撮るとなったら、イマイチな変顔になってないやん!








スポンサーサイト



14:40  |  介護  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2019.07.09 (Tue)

【妻】お迎え?!

先日 、母が入居しているホームから電話があり、

「お母様ですが、血圧が70-50と低すぎる状態で、意識も朦朧としてます。家族の方、来てください」


私はたまたま実家に帰っていたので、すぐにホームに向かいました。




私が着いた頃には、足を上にあげる処置がよかったのか、血圧も上が100まであがっており、呼びかけると「んー」ぐらいは言うようになっていました。

主治医も来てくだったのですが、
体温、血圧、血中酸素濃度、脈拍、どれも異常なし。

「寝てますねぇ。眠いんですかねぇ」
という診断。
ガクッ!


身体が弱っているため、痛み止めが効き過ぎているのだろうということで、リリカに続き、モルヒネのパッチをやめることにしました。


パッチを外し、
その日の午前中はずっと
母の手や足をさすって過ごしました。

途中、スポンジで口を湿らせると、スポンジをチューっと吸うので、あ、こりゃ水飲めるかもと思い、りんごジュースのストローを口に入れると、チューッと吸ってゴクンと飲んでくれました。

やった!
(※意識がもうすこしはっきりしている時でないと、誤飲の危険があるそうです。良い子はマネしないでください)



お昼が過ぎても、ずーっと寝たままですが、お腹すいた?と聞くと、かすかに「ウン」と言うので、匂いだけでもと思っていたら、ホームのスタッフさんがお昼のカレーを部屋まで運んでくださいました。


カレーのいい匂いが部屋に漂うと、母、突然
「起きるわ」と言い、
本当に起きました。


すごい!
カレーパワー!
(モルヒネのパッチの効力がなくなる頃だったのも、あると思います。というか、その後の経緯を見ると、それが大きい要因だった模様)


ベッドで食べるかと思っていたのが、なんだかんだやっているうちに車椅子にも乗れてしまい、じゃあ、食堂に行こうとなり、食堂まで車椅子を押して行きました。

そして、まさかの
完食!

食い意地がはってるのだけは、代々の遺伝のようです。

良かった~!
カレー様!




今回の私の滞在中の母語録。


「今日もお母さんと会えて嬉しいな。お母さんはかわいいね~」
「はは!昔はね」
(…お!いい調子!)
「美人三姉妹だったもんね」
「整った顔だったね」
(…どんだけ自信あるんだ?!
昔は顔にコンプレックス持ってた気がするんだけど…)
「お父さんも射止めたしね」
「浩子もね」
(…お褒めのコトバ、ついでても嬉しいデス)



同じ階のおじさんが、廊下の突き当たりで、美人入居者両手に花で、いい調子で歌を歌っていたので、母の車椅子を押して近づいて行くと、
「あんたも、僕の部屋から椅子を持ってきて座りなさい」と言うので、
遠慮なく椅子をお借りし、母と2人で仲間入りして、歌を聴かせてもらいました。

明るい歌声に楽しい気持ちになって部屋に帰ると、母も
「楽しかったね」
と言います。

翌日、
「また、あのおじさんのとこに行くの?」言うので、
「行こうか」と、行ってみると、
おじさん、また仲間を集めて歌を歌ってくれました。
優しい。

またまた楽しい気分になって部屋に帰ると、母、
「(おじさん)調子に乗ったね」

って。
お母さんが行ったから、
わざわざ仲間を集めて歌ってくれたんだよ~ぉ!



意識朦朧状態から急に復活した母に、
皆が口を揃えて、
「良かった良かった、心配した」
と言うのを聞いて、
「なんでそんなに心配だって言うのか、全然わからん」と言います。

「目を覚まさないから、とうとうおばあちゃんがお迎えに来ちゃったのかと思ったよ~」というと、
「ははは!」
と笑い飛ばしてます。





ひとしきり笑った後で、
「お迎えがね、きたんだって」
「誰に?」
「あの人」
指差す先は、いつもお世話になっている看護師さん。

ちょっと!
看護師さん、ピンピンしてますわ!
そんな、お迎え、人に押し付けたらアカンって!


今回の騒動、本人には痛くも痒くもなかったようです^ - ^;


いやぁ、それにしても、薬って本当にいろんな意味で身体にとても強い影響を与えているんだなぁと思った、一件でした。
まあ、モルヒネといえば、麻薬ですからね。
影響も強かろう。






















18:42  |  介護  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
 | HOME |