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2018.12.11 (Tue)

【妻】ノックアウト


母、絶好調です。

体力もついてきたし、言葉もしっかりしてきたし、何より自分でできることが格段に増えました。

頑固に訂正のきかない記憶があったり、今どこにいて、どの年代なのかがわかりにくくなって、昔の話を始めたり、前の家の話をしたり、ということはあるものの、食事や着替え、歯磨き、トイレなど、身の回りのことが自分でできる度は、格段にアップしました。

だから、介護が楽チン!

ホームでのクリスマス会の出し物に、英語でホワイトクリスマスを歌うと張り切っています。(実際、家でカラオケやってみたら、歌えてたっ!)

時々びっくりするような気の利いたことも言います。

今日は実家の近くの美術館に隣接するレストランに、父と母と私で行ってみました。


こんなことができる日がくるとはっ!

小さなランチのコースを食べたのですが、

前菜代わりのスープ。美しい!


母だけはデザート付きを注文。

小分けにした各種デザートが盛られた美しいプレートが運ばれてくると、思わず一同、

「わぁ~!きれい!」



母、黙々と食べ始めます。あまりにも黙々と食べているので、思わず

「おいしい?」と聞くと

「言葉がでないほどおいしい」と。

ほほー!
そんなにおいしいなら、よかった!!!
連れてきた甲斐があった!
父もニッコニコです。

それにしても、そんなこと、言えるようになったんだ~♡

メインのお魚料理を少し残してしまったので、ああ、手軽なランチコースとはいえ、ちょっと母には多かったかな、と思っていたのですが、なのんのなんの。

デザートに挑むために、わざと残したそうです。そんなこと、考えるようになったんだねぇ。

デザートに挑む心意気と計画性にも脱帽でした。


それもこれも、やはりユマニチュード効果なのでしょうか?

うん、やっぱり、そんな気がします。
父、ほんとに頑張った。



さて、NHKの福祉ネットワークというのがあるのですが、そこがユマニチュードのDVD3本セットを無料貸し出ししてくれています。

それを借りて観てみました。



真近でアイコンタクトをとる・・・やってる
たくさん触れる・・・やってる
たくさん話す・・・やってる
立って歩く(そのためのサポートをする)・・・やってる

いいぞいいぞ、やってるやってる!と思いながらDVDを観ていたのですが、1つ、「わぁ、すごいなぁ」と思ったことがありました。

それは、ポジティブな声がけ。

ポジティブ・マインドとか、ポジティブ・シンキングって、素晴らしい面も、もちろん否定しないけれど、というか、そういう面が多々あると思うけれど、天邪鬼な私は、あまりにポジティブ、ポジティブ言うのって少し抵抗があるのです。

ずーんと落ち込んでいたい時もあるし、悲しみをとことん感じていたい時もある。

その気持ちを無視して「ポジティブじゃなきゃ!」って、ちょっと暴力的ですらありうる気がして…。

でも、ユマニチュードのポジティブな声がけは、なんか、いいなーと思いました。

例えば、
「○○さん、また会えましたね~。気持ちいい朝ですね~。○○さんといると楽しいです。今日も一緒にいましょうね~」とか。
そんな感じ。

私はこの「今日も一緒にいましょうね~」に、なんだか、ノックアウトされてしまいました。

「○○さんといると楽しいです。今日も一緒にいましょうね~」って、最高に安心させてくれる声がけじゃぁあーりませんか?

こんな可愛らしい女の子にこんなこと言われたら、完全に心奪われるわ。と、私の中のおじさんが言っとります。

いや、そういう話じゃなくて。何かができたから嬉しいとか、病が回復する明るい未来があるから嬉しいとかじゃなく、一緒にいることが嬉しいって、究極の許しというか、無条件に受け入れてもらえているというか。


これは、言ってそうで、言ってなかったな~。

で、さっそく、言ってみました。

「お母さんといると、嬉しいな。今日も一緒にいようね~」

母、やっぱり嬉しそうです。

父がお出かけの日も

「今日はお父さんがいないけど、お母さんといるから嬉しいな。一緒にいようね~」

そしたら、

「今日はお父さんがいないけど、浩子といるから嬉しいな。一緒にいようね~」

って返してくれます。

単なるおうむ返しなんだけど、、、
なんだか、嬉しいぞ!

こういうポジティブは、いいですね~♪


もっといろんなところでいろんな人に使っちゃおうっと。

父とか、ダンナさんとか(あ、もう言ってるかも!と、何気にのろける)、学生さんとか、素直に言えそうなシーンで、照れずに言うって、大事だな。

ま、逆にパワハラとか、セクハラとかになっても困るので、表現は相手によって変わってくると思うけど、その人がそこにいることが重要なんだというメッセージを、素直に出していけたらステキだな、と思います。

言われたら、やっぱり嬉しいもん。うん。


年末年始は長期一時帰宅をトライしてみて、それで大丈夫そうなら、また家に引き取ることになるかも?!という話がでています。

母は最近、ホームにもかなり馴染んできたようで(献身的なホームのスタッフさんのおかげです!)、最近ホームのことを「向こうの家」と呼ぶようになっています。なので、家に引き取るというのは絶対目標ではなくなってきているのですが、それでも、やっぱり、できることなら、という想いがあります。

私も、まとまった休みをいただき、いっぱいユマニチュードを実践できるチャンスなので、嬉しいです。

てなわけで、冬休みがとっても楽しみです♪






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16:55  |  介護  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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