2016.05.23 (Mon)
【妻】モグラ!
前々回のブログ「あぜ塗り」で
「あとは田植えを待つばかりの田んぼ。
あー、うっとり。」
と書いたばかりですが・・・・
事件です。

うちの田んぼの石垣から、水がだだ漏れ。
犯人は・・・

モグラです。
きゃ~!かわいい~!
って言ってる場合じゃないです。
モグラが掘った穴がたまたま水を張った田んぼに行き着いてしまうと、ご覧のとおり水が漏れます。
それにしても盛大です。
とほ。
うちの田んぼは干上がり、下の田んぼはまだ水入れしていないのに、超潤ってます。

ごめんなさい~(>_<)
この写真は、先週、モグラの初洗礼を受けたときのもの。
応急処置で畔を修復するも、翌週2度目の被害。再度畔を修復しますが、すぐまたその翌日やられて、田んぼの水はすっからかん。
これりゃ~、一筋縄にはいきませんわ。
とりあえずの応急処置としては、藁と泥をまぜたもので穴を埋めて畔を修復し、水をストップさせるのですが、それではイタチごっこです。
そこで、モグラの嫌いな彼岸花を植える、罠をかけるなど、すぐにできることをしてみましたが、効果はまだわかりません。
他にも、ペットボトルで風車のようなものを作って畔に指しておくと、土の振動を嫌ってモグラが来ない(モグラは、実はとっても繊細で、ちょっとした変化に敏感なんだって)とか、通り道にフルーツガムを置いておくとのどに詰まらせて死ぬとか、いろんな方法があるようです。
ただ、ダンナちゃんが読んでいる農文協の「もぐら」という本では、

どれも効き目がないとばっさり斬っているそうです。とほ。
いやはや。
しかし、我々にとっては、腹立たしい「犯人」ですが、実は、モグラも水は嫌い。
できれば、田んぼには来たくないんだって。
モグラは何もイタズラしているわけでも、作物を荒らしてやろうとしているわけでもなく、ただ生きてるだけ。モグラの穴は、餌の道なんだそうです。
モグラは肉食なので、穴を掘って餌の道を作り、そこにちょろっと顔を出すミミズなんかを捕まえて食べているんだって。しかも、とっても食いしん坊で、4時間ぐらい何も食べないと死んでしまうのだそうです。だから、モグラも必死で穴を掘り、必死でミミズを食べる。
今年の田んぼは、もう20年ぐらい休耕して野原になっていたところなので、モグラも安心して捕食活動をしていたんだろうな。それなのに、いつもの餌の道に急に水が入ってきてびっくりしてるはず。そう考えると、モグラも気の毒な気がしてきます。
ま、いずれにせよ、今年は出勤前にモグラの穴をチェックして、あれば即座にふさぎ、一仕事してから出勤だな。
出勤前のモグラとの攻防戦、覚悟しましたよ。
どんな攻防戦になるか、実はちょっと楽しみデス。
「あとは田植えを待つばかりの田んぼ。
あー、うっとり。」
と書いたばかりですが・・・・
事件です。

うちの田んぼの石垣から、水がだだ漏れ。
犯人は・・・

モグラです。
きゃ~!かわいい~!
って言ってる場合じゃないです。
モグラが掘った穴がたまたま水を張った田んぼに行き着いてしまうと、ご覧のとおり水が漏れます。
それにしても盛大です。
とほ。
うちの田んぼは干上がり、下の田んぼはまだ水入れしていないのに、超潤ってます。

ごめんなさい~(>_<)
この写真は、先週、モグラの初洗礼を受けたときのもの。
応急処置で畔を修復するも、翌週2度目の被害。再度畔を修復しますが、すぐまたその翌日やられて、田んぼの水はすっからかん。
これりゃ~、一筋縄にはいきませんわ。
とりあえずの応急処置としては、藁と泥をまぜたもので穴を埋めて畔を修復し、水をストップさせるのですが、それではイタチごっこです。
そこで、モグラの嫌いな彼岸花を植える、罠をかけるなど、すぐにできることをしてみましたが、効果はまだわかりません。
他にも、ペットボトルで風車のようなものを作って畔に指しておくと、土の振動を嫌ってモグラが来ない(モグラは、実はとっても繊細で、ちょっとした変化に敏感なんだって)とか、通り道にフルーツガムを置いておくとのどに詰まらせて死ぬとか、いろんな方法があるようです。
ただ、ダンナちゃんが読んでいる農文協の「もぐら」という本では、

どれも効き目がないとばっさり斬っているそうです。とほ。
いやはや。
しかし、我々にとっては、腹立たしい「犯人」ですが、実は、モグラも水は嫌い。
できれば、田んぼには来たくないんだって。
モグラは何もイタズラしているわけでも、作物を荒らしてやろうとしているわけでもなく、ただ生きてるだけ。モグラの穴は、餌の道なんだそうです。
モグラは肉食なので、穴を掘って餌の道を作り、そこにちょろっと顔を出すミミズなんかを捕まえて食べているんだって。しかも、とっても食いしん坊で、4時間ぐらい何も食べないと死んでしまうのだそうです。だから、モグラも必死で穴を掘り、必死でミミズを食べる。
今年の田んぼは、もう20年ぐらい休耕して野原になっていたところなので、モグラも安心して捕食活動をしていたんだろうな。それなのに、いつもの餌の道に急に水が入ってきてびっくりしてるはず。そう考えると、モグラも気の毒な気がしてきます。
ま、いずれにせよ、今年は出勤前にモグラの穴をチェックして、あれば即座にふさぎ、一仕事してから出勤だな。
出勤前のモグラとの攻防戦、覚悟しましたよ。
どんな攻防戦になるか、実はちょっと楽しみデス。
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2016.05.10 (Tue)
【妻】苗たち
今年は陸苗代(おかなわしろ、「おかぼ」とも言うみたいです)で米の苗を育てています。
初めは伸び悩んでいた苗も、だいぶ育ってきました^_^

むふ。かわいいな~。
畑の苗たちもゆっくりですが、育ってきましたよ。

今年はセルトレイで種の芽出しをする余裕がなかったので、種は全て直播き。ってなわけで、発芽率はとっても低いです>_<
でも、もらった苗と、買った苗は順調。
直播きでも、葉物とキュウリとズッキーニとカボチャはどんどん芽が出て、ぐんぐんのびています。
去年は大豆がうまくいかなかったので、今年はマコモ乳酸菌っていうのを使ってみようかな~。それとも近所の畑の人がやってるem菌のぼかしを使ってみようかな~。
と、いろいろ思案中。
連作障害が起きないように、長期計画も立ててみました。

見にくくてすみません。
一番左のグループは連作障害が出ない人たち。
他のはグループごとにぐるぐる輪作の予定。
詳しい説明は省きますが、ナスや大豆はかなり間を空けないといけないので、少し工夫しています。
だいたい行き当たりばったり人生なので、こういう長期計画はかな~り苦手。
こんな立派な計画立てて、ホンマにこんなうまくいくんかっ!?と自分につっこみいれながらやっとります。
でも、畑となるとこれも楽し。
むふ。
農ってほんと楽しい、気持ちいい、面白い。
なんだろうねぇ、この楽しさは。
ほんま、人は変わるね~。
観葉植物すら枯らしてた私てすが、今じゃ土に触れない毎日は考えられへんわ~。
初めは伸び悩んでいた苗も、だいぶ育ってきました^_^

むふ。かわいいな~。
畑の苗たちもゆっくりですが、育ってきましたよ。

今年はセルトレイで種の芽出しをする余裕がなかったので、種は全て直播き。ってなわけで、発芽率はとっても低いです>_<
でも、もらった苗と、買った苗は順調。
直播きでも、葉物とキュウリとズッキーニとカボチャはどんどん芽が出て、ぐんぐんのびています。
去年は大豆がうまくいかなかったので、今年はマコモ乳酸菌っていうのを使ってみようかな~。それとも近所の畑の人がやってるem菌のぼかしを使ってみようかな~。
と、いろいろ思案中。
連作障害が起きないように、長期計画も立ててみました。

見にくくてすみません。
一番左のグループは連作障害が出ない人たち。
他のはグループごとにぐるぐる輪作の予定。
詳しい説明は省きますが、ナスや大豆はかなり間を空けないといけないので、少し工夫しています。
だいたい行き当たりばったり人生なので、こういう長期計画はかな~り苦手。
こんな立派な計画立てて、ホンマにこんなうまくいくんかっ!?と自分につっこみいれながらやっとります。
でも、畑となるとこれも楽し。
むふ。
農ってほんと楽しい、気持ちいい、面白い。
なんだろうねぇ、この楽しさは。
ほんま、人は変わるね~。
観葉植物すら枯らしてた私てすが、今じゃ土に触れない毎日は考えられへんわ~。
2016.05.10 (Tue)
【妻】あぜ塗り
皆んなの協力のおかげで、だんだん田んぼの顔になってきた鹿留田んぼ。

ふふふ。思わずほくそ笑んでしまう。
でも、田んぼの端のほうにどうしても水が上がってこない部分がありました。

上の写真では、黄色いシャツを着たはのちゃんが代掻きしてくれていますが、はのちゃんの後ろの方の、更に端っこの部分、ここになかなか水が来ません。
そこで、水の入らない部分を逆に利用して、そこに水の通り道を作り、田んぼに入れる水をいったんこの水路で温めることにしました。鹿留の水は冷たいからね~。直接田んぼに入れると田んぼの水の温度が一気に下がっちゃうのです。
作業としては、まず、水が入らない端っこ部分に溝を掘り、掘った土を盛って、田んぼの内側に小さな畦(あぜ)を作ります。写真がないので絵で説明。

こんな風に二重に畔を作るっちゅわけ。
一通り水路を掘った後で、内側の小さな畔に更に泥を塗り重ね、畦を大きくします。
この「畦塗り」、ふつうは鍬(くわ)でやるんだと思うのですが、
畦塗り動画その1
畦塗り動画その2
ウチのあぜは、もともと上の動画のような立派なものではないので、なかなかこの通りには行きません。
それに加え、私の鍬の技が未熟なためか、泥がねっちょりし過ぎているのか、いったんすくった泥が鍬にくっついて離れません。

こんな時、私はすぐ、手が出てしまいます。
「手が出る」といっても暴力を振るうわけではなく、道具を投げ出して、何でも手(素手)でやってしまうのです。

これはもう、ただの泥んこ遊びっ!
楽しかった~^ - ^
それにしても、手って最高の道具だなぁ~。
ぶきっちょで、力がない私でも、手でやると少しずつだけど確実にできます。
小回りもきくし、融通もききます。
これやりながら、どっかで見た風景だなぁと思ったら・・・
そうだ!この2月に行ってきたフィリピンのマリコン村での畦塗りと一緒だ!
フィリピンでの田んぼ作業
こんなところでマリコン村での経験が生きるとは。なんでもやってみておくもんですねぇ。
ほとんど一人でこんなガンコ(「ガンコ」はこの辺では「丈夫」って意味)な畔を作り、近所のおばあちゃんにも褒められました^_^

あとは田植えを待つばかりの田んぼ。

あー、うっとり。

ふふふ。思わずほくそ笑んでしまう。
でも、田んぼの端のほうにどうしても水が上がってこない部分がありました。

上の写真では、黄色いシャツを着たはのちゃんが代掻きしてくれていますが、はのちゃんの後ろの方の、更に端っこの部分、ここになかなか水が来ません。
そこで、水の入らない部分を逆に利用して、そこに水の通り道を作り、田んぼに入れる水をいったんこの水路で温めることにしました。鹿留の水は冷たいからね~。直接田んぼに入れると田んぼの水の温度が一気に下がっちゃうのです。
作業としては、まず、水が入らない端っこ部分に溝を掘り、掘った土を盛って、田んぼの内側に小さな畦(あぜ)を作ります。写真がないので絵で説明。

こんな風に二重に畔を作るっちゅわけ。
一通り水路を掘った後で、内側の小さな畔に更に泥を塗り重ね、畦を大きくします。
この「畦塗り」、ふつうは鍬(くわ)でやるんだと思うのですが、
畦塗り動画その1
畦塗り動画その2
ウチのあぜは、もともと上の動画のような立派なものではないので、なかなかこの通りには行きません。
それに加え、私の鍬の技が未熟なためか、泥がねっちょりし過ぎているのか、いったんすくった泥が鍬にくっついて離れません。

こんな時、私はすぐ、手が出てしまいます。
「手が出る」といっても暴力を振るうわけではなく、道具を投げ出して、何でも手(素手)でやってしまうのです。

これはもう、ただの泥んこ遊びっ!
楽しかった~^ - ^
それにしても、手って最高の道具だなぁ~。
ぶきっちょで、力がない私でも、手でやると少しずつだけど確実にできます。
小回りもきくし、融通もききます。
これやりながら、どっかで見た風景だなぁと思ったら・・・
そうだ!この2月に行ってきたフィリピンのマリコン村での畦塗りと一緒だ!
フィリピンでの田んぼ作業
こんなところでマリコン村での経験が生きるとは。なんでもやってみておくもんですねぇ。
ほとんど一人でこんなガンコ(「ガンコ」はこの辺では「丈夫」って意味)な畔を作り、近所のおばあちゃんにも褒められました^_^

あとは田植えを待つばかりの田んぼ。

あー、うっとり。
2016.05.04 (Wed)
森でパーティー!!
都留環境フォーラム主催の春のイベント『森でパーティー!!』に参加、そして、お手伝いをしてきました。
イベントの詳細はこちらのFacebookページで!
森でパーティ!!案内
天気も良く、とれたて野菜のご飯も美味しかったです(^o^)

イベントの前半は、代表の加藤大吾さんのトークや、都留文科大生徒のミニライブ、また、鹿革を使ったレザークラフトでカップホルダーを作ったりと、楽しい時間を過ごしました。

鹿肉はとても柔らかくで、手に馴染みます。気になる方は、Facebook『Lmルーメン』で検索してみてください(^o^)/
イベントの後半には、加藤大吾さんと一緒に、僭越ながら私もトークに加えていただきました。
とはいえ、何を話して良いか、参加者の皆さんの要望がわからなかったため、皆さんが聞きたいことに答えながら進めました。

移住生活についての質問や、人生の決断力についてなど、なかなか難しい質問もありましたが、自分自身もあらためて考える良い機会をいただいたと思います。
そして、イベント最後のプログラムとして、私とかみさんによる、ミニサルサレッスンを行いました。

30分くらいでしたが、みんなで輪になってペアを代えながら一曲通して踊れるようになり、楽しんでいただけたようです。
みんな笑顔(^o^)

普段踊ったり、まして、男女で手をつないで踊ることはない中、新鮮でいろいろな気づきかあったと、終わってからも多くの人に声をかけていただきました。
サルサはダンスてあるだけでなく、男女のノンバーバル(非言語的)コミュニケーションでもあり、その難しさと楽しさを少し感じていただけたようです。
また、森の中で、太陽の陽を浴びながらのサルサも気持ち良く、またどこかでやれるといいな~と思いました。
参加してくれた皆さん、そして、このイベントを企画してくれた都留環境フォーラムの皆さん、ありがとうございました!
イベントの詳細はこちらのFacebookページで!
森でパーティ!!案内
天気も良く、とれたて野菜のご飯も美味しかったです(^o^)

イベントの前半は、代表の加藤大吾さんのトークや、都留文科大生徒のミニライブ、また、鹿革を使ったレザークラフトでカップホルダーを作ったりと、楽しい時間を過ごしました。

鹿肉はとても柔らかくで、手に馴染みます。気になる方は、Facebook『Lmルーメン』で検索してみてください(^o^)/
イベントの後半には、加藤大吾さんと一緒に、僭越ながら私もトークに加えていただきました。
とはいえ、何を話して良いか、参加者の皆さんの要望がわからなかったため、皆さんが聞きたいことに答えながら進めました。

移住生活についての質問や、人生の決断力についてなど、なかなか難しい質問もありましたが、自分自身もあらためて考える良い機会をいただいたと思います。
そして、イベント最後のプログラムとして、私とかみさんによる、ミニサルサレッスンを行いました。

30分くらいでしたが、みんなで輪になってペアを代えながら一曲通して踊れるようになり、楽しんでいただけたようです。
みんな笑顔(^o^)

普段踊ったり、まして、男女で手をつないで踊ることはない中、新鮮でいろいろな気づきかあったと、終わってからも多くの人に声をかけていただきました。
サルサはダンスてあるだけでなく、男女のノンバーバル(非言語的)コミュニケーションでもあり、その難しさと楽しさを少し感じていただけたようです。
また、森の中で、太陽の陽を浴びながらのサルサも気持ち良く、またどこかでやれるといいな~と思いました。
参加してくれた皆さん、そして、このイベントを企画してくれた都留環境フォーラムの皆さん、ありがとうございました!
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