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2015.11.18 (Wed)

【妻】土がいとしい

先日相模原にある「おだやか家」
http://odayakaya.blog84.fc2.com
の「だいずのいのち」という農体験イベントに参加してきました。

おだやか家の女将はるさんは多才な人で、ヨガの先生でもあります。私は東京ではるさんのヨガクラスを何度か受けて、そのお人柄に触れ、惚れ込んでいたので、念願の畑訪問でした。

この日の作業予定はさつまいもと大豆の収穫。みんなで休憩用のテントを張ったあと、「野良仕事、もりもりやるぞ~!」と腕をまくってうずうずしていたら、おだやか家の亭主のカズさんいわく
"だいずのいのちに参加してくれた人がよく「私、農作業できないんですけど」なんて言うんだけど、だいずのいのちの目的は、農作業をバリバリやって働いてもらうこではなく、土や自然に触れて何かを感じてもらうことなんですよ。まずは畑を歩いてみて土や野菜や生えている草や虫の様子を観察してみてね”。

おー、そうか。そうだったのか。

というわけで、さっそく散策。五感を全開にして、マイナスイオン(?)を吸いながら、土や草や野菜や虫たちの様子を観察します。途中、葉っぱをちぎって食べさせてもらったり、土のにおいを嗅いだり。


勝手に生えてきたというノラボーナ(名前うろ覚え)


香り高い春菊


"奥の院"の小松菜


おだやか家の女神はるさんと採れたて人参

土からとりたての葉っぱは一口食べると、胃の中が洗われるような爽やかさ。なんだろう、細胞が生き帰るような感じとでも言いましょうか。

ひとしきり散策したあと、いよいよ芋ほり・・・なんですが、芋もそうなんですが、何よりも!

掘った土を触ってみたら、水はけがよさそうで、水持ちがよさそうで、ふかふかとやわらかくあったかいではないですかっ!これはまさに!

自然農の本などでお勉強すると、土については、どの本にも「水はけがよく、水持ちがよく、ふかふかとやわらかくあったかい土が理想」と書いてあります。でも、まだ農体験、畑体験がごく限られているわたくし、「えーっと。そんな土、実際に見たことないかも・・・」という状態でした。
だから、この土を触って、びっくり!



おー!これか~!これだこれだ~!とうとう会えたね~!という感じでした。

あ、いや、これまでもこんな感じの土に出会えていたのに、私の意識の方が育っていなかったのかもしれません。

とにかく、「水はけがよく、水持ちがよく、ふかふかとやわらかくあったかい土」というのをしっかり意識し始めてから初めて、ホンモノの「水はけがよく、水持ちがよく、ふかふかとやわらかくあったかい土」に出会えたのです。

しみじみと感動です。


そして、お芋は全くの無肥料(もちろん無農薬)でこの立派さ!改めて自然の土の力ってすごいなぁ~。

実は、この日は前日が雨。当日も朝まで雨が降っていたので、「こんな日に畑に入っていいのかなぁ?雨でドロドロの土をこね回したら、粘らないかなぁ?」とちょっぴり心配していました(ウチの畑は雨の後そんな感じ)。でも、まったくの杞憂でした。

朝まで雨だったにも関わらず、土はふっかふかでさらさら。やさしくあったかい。なんだ~、この土は!

ひとしきりの芋ほりのあとは、澤まで連れて行ってもらい、しばしのーんびり。畑から歩いて数分でこの自然。本当にすてきです。


澤遊びの後は、いよいよはるさんの絶品べジごはん!いやぁ豪華。こんなに豪華でいいんすかっ!


お得すぎる「だいずのいのち」です。特に煮大根のフライは、驚くほどの美味しさでした!ほんのりカレーの味がついていて、これがサクサクの衣と何とも言えないハーモニー。うーん、脱帽です。

結局、おいしすぎてお昼ご飯を食べすぎ、その後、のんびりしすぎて、予定していた大豆の収穫まではいかずに終了。

お土産にレモンバジル、小松菜、ルッコラ、サツマイモ(安納黄金)、ライ麦の穂をいただき、興奮気味で帰途につきました。(写真撮り忘れた!)

レモンバジル、小松菜、ルッコラはサラダでいただき、サツマイモは天日干し中。レモンバジルは種取りもしました。


 

そして、ライ麦は、ウチの畑の土壌改良に使います。実は、おだやか家の土にあまりにも感動した私、カズさんにこんな土を作るにはどうしたらいいか、ウチの畑の土の状況をお話して、根ほり葉ほり聞いてみたのです。そしたら、「ライ麦を撒いてみたらいいんじゃない?」とアドバイスをくださり、さらにライムギの穂まで分けてくださったのです!

うーん、感謝。

*****************

後日、東京から電車で都留に移動するときのこと。

高尾を過ぎたあたりからどんどん‘山の中’という雰囲気になります。さらに進み、神奈川~山梨に入ると、深い渓谷、山の中腹にポツポツと建つ民家、田んぼや畑・・・そんな風景が続きます。それを見ていたら、胸がきゅんとするようないとおしい気持ちが湧いてきました。
私、名古屋の新興住宅地で育ち、その後何度か引っ越しもしているので、あんまり地元愛というのがなかったのです。だから、地元ラブの人がうらやましいなぁと思っていたのですが、この時、「あー、これ山梨愛じゃない?」と、思いました。なんだか嬉しい。

そして、この愛、どこから湧いてくるんだろう~?と、探ってみたら、これ、土愛だな~と思いました。土がいとおしい。土がいとおしいから山梨県がいとおしい。土地は土からできてるもんね~。そして、そこに生きている人もとってもいとしい。鹿留ラブ、都留ラブ、大月ラブ、上野原ラブ、山梨ラブです。山梨じゃないけど、相模湖ラブ、藤野ラブです。一続きの山と森だもんね。ラブラブラ~ブ🎶

*おまけ *
カズさん、就農数年でなんでこんなに植物のことがわかるんだろう?と思ったら、子どものころから盆栽を育てたり、蘭を育てたりしていたんだそうです。そんな子供、渋すぎる。

しかし、どうりで!植物を見る目の下地があるんだわっ!

こりゃー、なかなか追いつけそうもありませんが、すこーしずつでも学びたいな~と思います。あんなふかふかの土目指して、まずは、ライ麦播くぞ~!
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19:18  |  土と農  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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